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マギ 325話

『王佐(おうさ)の賢者』

煽り
「大いなる謎が解き明かされる
 激動の聖宮編!!

 そして物語は、
 アリババ達の日常を軸に
 大きなうねりを見せ…!?」

【ダビデ回想】

ナレーション
「ダビデ・アラズ・アブラヒム
 アルマトランにおいて

 イル・イラーが最初に
 魔法を与えた人間の中の
 1人である

 彼はその瞬間に、
 他の同胞達とは違う体感を
 ただ1人得た

 【運命】
 全ての事象に必然性がある

 この事実に彼だけが
 気付いてしまったのである」

同胞達の中で考える少年ダビデ

ダビデ
(魔法とは…
 魔法使いとはなんだ?

 神はなぜ私を
 お選びになったのか?)

【回想終了】

ウーゴとユナンの聖宮に
白ルフが吹き荒れてくる

ウーゴ
「なっなんだ!?」

現れたのはシンドバッド

ウーゴ
「シ、シンドバッド!
 馬鹿な…

 【大いなる流れ】の一部になって
 自我を保てるはずがない!!」

シンドバッドの背後にはダビデ

ダビデ
「7人のジン達が我が王のルフを
 引き止めていたのだよ

 それを私が外から引き上げるのは
 容易い事だった」

ウーゴの背後に
7人のジン達が現れる

ウーゴ
「フルフル、ヴェパール、
 ヴァレフォール、バアル…

 フォカロル、クローセル、
 ゼパル!!」

シンドバッドの背後には
悪人顔の7人のジン達

シンドバッド
「さぁ、世界を作り変えようか」


【煌帝国】

アリババ、紅玉、白龍、モルジアナが
部屋で話し合っている

そこに扉を開けて入ってくる人物
それは…ジュダルだった

紅玉
「ジュダルちゃん!!」

ジュダル
「よぉ、ババァ
 化粧薄くなった?」

紅玉
「ジュ…えぇ!!何よぉ!!」

アリババ
「ジュダル、お前いつ
 戻って来たんだよ」

ジュダルに驚くアリババ、紅玉だが
白龍、モルジアナは普通の表情

【天山山脈】

アラジン、ユナンは
天山山脈にいた

2人は少し離れた所から
シンドバッド、アルバが向かった
聖宮への建物を見ている

アラジン
「大変な事になった」

ユナン
「どうなると思う?」

アリババ
「分からない
 でも感じるだろう?

 この世界はもう、
 以前とは違う」

煽り
「シンドバッド、聖宮を奪取…?
 次号、【世界】と【結婚準備】に
 異変!?」


シンドバットやはりラブボスになるのかw ヤバイことになってきた!